【完全受注焙煎専門】【焙煎度選択可】※ご注文いただいてから焙煎いたします ※ご希望の焙煎度合い選択いただけます
当店では焙煎豆は常時在庫しておりません。新鮮な焙煎豆をご提供するために、ご注文いただいてからお客様のお好みに合わせて焙煎いたします。新鮮な焙煎豆で淹れた珈琲の美味しさを、味わっていただきたい。そのために【完全受注焙煎】に拘らせていただいております。焙煎度合いもご希望に合わせて選択いただけます。様々な焙煎度合いで異なった味わいを、お楽しみいただけます。(自家焙煎コーヒー豆専門店・自家焙煎コーヒー豆ネットショップ)
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2024/11/01 12:00
珈琲のドリップ(Drip)とは、英語では「滴る(したたる)」「ポタポタと落ちる」という意味になります。
まさに珈琲粉にお湯を注いで滴り落ちるように抽出する。ドリップ珈琲とは「お湯の重みで成分を抜き出す」のが最大の特徴です。

珈琲の味を決定する要素
■生豆(焙煎前の珈琲豆)
■焙煎(生豆を煎る工程)
■ドリップ(様々な方法で珈琲を淹れる作業)
初回の今回は(ドリップ)!
<ハンドドリップの種類>
珈琲粉に器具を用いてお湯を注いで抽出する手順になり、使用する器具によりいくつかのドリップ方法があります。
■ペーパードリップ
ハンドドリップの中の手法で日本では一番定番となる淹れ方です。ドイツのドレスデンに住んでいたメリタ・ベンツによって1908年に発明されました。メリタは「家族にもっとおいしいコーヒーを淹れてあげたい」という思いから、使い捨てのペーパードリップを考案されたようです。ペーパーフィルターが使い捨てであり、粉を一緒に捨てることが出来るため非常に手軽が手法となります。
・ドリッパー
ペーパードリップにて珈琲を抽出する際に使う器具です。様々な種類や形状や特徴があり、それどれ抽出結果に特徴があります。
ドリッパーの形状は大きく分けて「円錐型」と「台形型」の2種類

左:(円錐形)ハリオ V60 右:(台形形)カリタ 101-D
「円錐形」ドリッパー
円錐形は台形型に比べると穴が大きく、中心に集まったお湯がそのまま下に落ちます。そのため、お湯の注ぎ方で味わいも変わります。自分好みの味に仕上げるためには、注ぐお湯の量や速さをコントロールする必要があるので、円錐型のコーヒードリッパーはどちらかと言えば「中級者以上向け」かもしれません。
「台形型」ドリッパー
台形型の中でも、穴の数や大きさは多種ありますが、円錐型に比べると比較的穴が小さく、コーヒー液がドリッパーの底の方に溜まってから落ちる構造になっています。つまり、台形型のドリッパーは、お湯の注ぐ速度にコーヒーの味が左右されにくい、というメリットがあります。台形計は、円錐形と比べて「初心者向き」と言えるかもしれません。
■ネルドリップ
ネルドリップは、「ネルフィルター」という布製のフィルターで抽出する方法。ペーパーフィルターと比べてコーヒーの微粒子をしっかりと取り除くことができるため、舌触りのよいまろやかな味に仕上がるのが魅力です。ペーパードリップと比べて淹れるのに技術がいることや、お手入れの大変さがデメリット。ただコーヒー愛好家には「最高の抽出方法」と呼ばれる淹れ方です。

様々な抽出方法のある珈琲の中でハンドドリップの2手法を、ご紹介しました。
気分に合わせて色々な抽出方法を試すと、同じ焙煎豆でも異なった味わいを楽しめるものです。
