【完全受注焙煎専門・自家焙煎珈琲豆・ネットショップ】

【完全受注焙煎専門】【焙煎度選択可】※ご注文いただいてから焙煎いたします ※ご希望の焙煎度合い選択いただけます

当店では焙煎豆は常時在庫しておりません。新鮮な焙煎豆をご提供するために、ご注文いただいてからお客様のお好みに合わせて焙煎いたします。新鮮な焙煎豆で淹れた珈琲の美味しさを、味わっていただきたい。そのために【完全受注焙煎】に拘らせていただいております。焙煎度合いもご希望に合わせて選択いただけます。様々な焙煎度合いで異なった味わいを、お楽しみ下さい。(自家焙煎コーヒー豆専門店・自家焙煎コーヒー豆ネットショップ)

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2025/09/01 12:00

コーヒー豆を購入した際に表面がテカテカとなっていることは、皆さん経験したことがあると思います。

『コーヒー豆の表面がテカテカしてるけど何?』『コーヒー豆の表面がテカテカしてるのって古いから?』色々な疑問を解決していきたいと思います。

■コーヒー豆の表面テカテカの正体は?

コーヒー豆の表面に浮いてくるテカテカした油の正体は、コーヒー豆に元々含まれている油分で一般的には「コーヒーオイル」とも呼ばれるものです。コーヒー豆って『豆』って言ってますが、実際はコーヒーノキと言う植物の「種子」で、そこに含まれている脂質は芽を出して成長するための大切な栄養分です。例えば、「ごま油」もごまの種から取れる油であり、種子が油を持っていることは自然なことなのです。コーヒー豆には、焙煎前の段階ですでに10〜17%程度の脂質が含まれていると言われています。

■なぜコーヒー豆の表面に現れる?

コーヒー豆の表面にコーヒーオイルが現れるのには、コーヒー豆の焙煎が大きく関わっています。焙煎にてコーヒー豆に熱を与えると、コーヒー豆の繊維質に熱を通すことになり、繊維質がもろくなりコーヒー豆の細胞壁が壊れてコーヒーオイルが浸み出してきます。焙煎にて長い時間熱を与えることで、コーヒーオイルは出やすくなります。よって時間の短い浅煎りより、時間の長い深煎りにてコーヒーオイルは表面に現れやすくなります。
  浅煎りな焙煎豆
  深煎りな焙煎豆

■コーヒーオイルは味にどう影響する?

これは抽出方法に大きく影響するため、以下、2つに分けて説明します。コーヒーオイルには、口当たりをまろやかにしたり、コクを感じやすくしたりする効果があります。

<ペーパードリップ>

ペーパーフィルターは脂分を抽出しにくくなります。よってオイルの多い深煎り豆を使っても、仕上がりは意外とスッキリしています。

<金属メッシュフィルター、フレンチプレス、エスプレッソ>

オイルがしっかり抽出されるため、重厚でまろやかな味わいに仕上がります。

コーヒーオイルがコーヒー豆表面に現れる理由には、『コーヒー豆が古い』って場合もあります。ではどう見分けるかですが、これは『豆の焙煎日』で見分けることが可能です。当店では『焙煎日』と『賞味期限』を明記させていただいております。賞味期限は焙煎から1ヵ月で設定しております。個人差はありますが、焙煎から長くても1ヵ月以内が、進新鮮で美味しく飲んでいただけると設定しております。よって1ヵ月以上経過してコーヒーオイルが発生する場合は、多少古い豆と理解してよいかと思います。しかしながら世の中で販売されているコーヒー豆には、ほぼ焙煎日は記載されていないため、判断が難しいかと思います。焙煎にてコーヒーオイルが出にくい、浅煎りや中煎りでコーヒーオイルが発生していれば、これは古い豆と判断して良いかと思います。またコーヒーオイルの発生度合いは、それぞれのコーヒー豆の特性によっても異なってきます。

コーヒーオイルはネガティブに捉えるか?そうでないか?ご理解いただけたと思います。これからも安心して美味しいコーヒーを楽しんでください。