【完全受注焙煎専門・自家焙煎珈琲豆】

【完全受注焙煎専門】※当店はご注文いただいてから焙煎いたします

当店では焙煎豆は常時在庫しておりません。新鮮な焙煎豆をご提供するために、ご注文いただいてからお客様のお好みに合わせて焙煎いたします。新鮮な焙煎豆で淹れた珈琲の美味しさを、味わっていただきたい。そのために【完全受注焙煎】に拘らせていただいております。お届けまでにお時間をいただく場合がございますが、ご了承いただけますと幸いです。

Blog

2024/10/02 04:05

珈琲を美味しく飲むためにはそれまでの各工程が非常に重要となります。遡ればコーヒーノキから豆を栽培する初期の段階もありますが。今回のシリーズでは以下の3工程(販売する上でも重要視している工程)を、3回に分けて解説してみたいと思います。

珈琲の味を決定する要素

■生豆(焙煎前の珈琲豆)
■焙煎(生豆を煎る工程)
■ドリップ(様々な方法で珈琲を淹れる作業)

初回の今回は(生豆)!
珈琲の生豆は焙煎する人でないと、中々目にすることもないと思います。
生豆(なままめ):コーヒーの実を精製(せいせい)加工して得られる実
昔から生豆を『なままめ』と読み、生豆商社を“なまやさん”などと呼んだりします。まれに『きまめ』って読む人もいたりします。業界では一般的に『きまめ』って読んでいます。

コーヒー豆は、豆と呼ばれていますが、実はコーヒーの実の種なのです!
コーヒーノキから採取されるコーヒーチェリーと呼ばれる果物の種を取り出し、それを乾燥させたものが珈琲豆(生豆)になります。

こちら店主が自宅で栽培しているコーヒーノキです!部屋のインテリアですが大事に育ててます。
いつか実がなりコーヒーチェリーが収穫出来る???

こちらがコーヒーノキから採れたコーヒーチェリーです。

これを精製(せいせい)加工して生豆が作られます。
精製方法も基本的には以下の種類があり、産地や農場別に行われています。

<精製方法>

以下が代表的な3つの精製方法になりましが、他にも数種類の方法が存在します。
■ナチュラル
■ウォッシュト
■スマトラ式
ここは説明すると話が長くなり。。。。眠れなくなるのでいつかまたの機会に!

こちらが生豆の一例です。焙煎した珈琲豆の香ばしい香りと比べると、生ですから。。。。生臭いんです。産地や精製方法で見た目も様々です。

※ちなみに上の色の濃い生豆は、カフェインレス(デカフェ)の生豆です。

<生豆の保存>

温度と湿度の管理が必須です。生ですから!!特に湿度に気を使わないとカビが発生することもあります。

当店では今は密閉式のガラスタンブラーで保管しています。場所も夏でも温度が上がり過ぎない場所を選定。

<珈琲の味に係る生豆>

■生豆のランク付け 
スタンダード プレミアム ハイプレミアム 等々
※スペシャリティー珈琲なんて言葉も良く、耳にすることがあるかと思います。
世に出回っている生豆には、様々なランクや価格があります。インスタントコーヒー用や缶コーヒー用など。。
世の中なんでもそうですが珈琲の世界でも【価格と価値】は成立しています。焙煎豆ももちろんそれが成立するはずです。
■珈琲の味にどこまで生豆が影響する?
生豆:焙煎:ドリップの比率で表すことが多々あります。でもこれも個々の考え方で表現が変わります。
個人的な見解ではやはり『生豆』が、珈琲の味に対する影響は一番高いと認識しています。
どう頑張ってもそれなりの生豆はそれなりの味です。お高い生豆は特別なことをしなくても、やっぱりレベルの高い味になります。

当店のプレミアム豆


もちろん生豆の価格はお高いです。お高い理由も明確です。
・精製方法にひと手間掛けられています。
フルウォッシュド:洗って乾燥させて、熟成させて、更に洗って乾燥させる
※通常のウォッシュドは洗って乾燥させるで終わります。
・更に仕入れ先が農場グループ会社のため出来上がった生豆を、更に厳選している。

生豆が珈琲の味に影響するっと話も、このプレミアム豆を飲んでいただくことで直ぐにお分かりいただけます。